老人ホーム見学、東京と大阪で異なる関心事〜大阪は「年金で足りるか」、東京は「食事」を重視〜

老人ホーム見学、東京と大阪で異なる関心事〜大阪は「年金で足りるか」、東京は「食事」を重視〜
株式会社クーリエが運営する老人ホーム検索サイト「みんなの介護」は、同社の「みんなの介護研究所」による「見学時のチェックポイント調査」の結果を2026年9月14日に発表しました。この調査では、東京都と大阪府の老人ホーム見学者が、見学時にどのような点に注目しているかという地域差が明らかになっています。
調査結果のポイント
サービス・製品について
この調査は、老人ホームの見学者が自由記述アンケートで言及した内容を集計し、見学時の関心事を分析したものです。
何が新しいか
東京都と大阪府で、老人ホーム見学時の関心事に明確な違いがあることを示しました。特に、大阪府の見学者は「年金で足りるか」という費用面への言及が東京都の約2倍に達し、一方、東京都の見学者は「食事」について言及する割合が大阪府より高いことが特徴です。
対象となる方
老人ホームへの入居を検討されているご本人やご家族、また、高齢者福祉や介護サービスに関わる専門家の方々にとって、地域の特性を理解する上で役立つ情報となるでしょう。
費用について
本調査自体に費用はかかりません。老人ホームの入居費用については、月々の支払いが発生するため、見学時に施設担当者に総額を直接確認することが推奨されています。費用の仕組みについては、「みんなの介護」サイトで解説ガイドが提供されています。
費用の仕組みを解説したガイドを見る
提供エリア
調査対象は2025年9月から2026年8月にかけて「みんなの介護」を通じて東京都および大阪府の老人ホームを見学し、アンケートに回答した方々です。「みんなの介護」サイト自体は全国の老人ホーム情報を提供しています。
調査開始時期
本調査結果は2026年9月14日に公表されました。
申込や問い合わせの方法
老人ホーム選びに関する相談は、「みんなの介護」の相談窓口で、ご自身の収入に見合う施設を一緒に探すことが可能です。また、食事付き見学会の有無や月々の支払い総額の詳細は、見学を希望する施設へ直接お問い合わせください。
老人ホーム見学者の「年金で足りるか」への言及、大阪府は東京都の約2倍

調査によると、老人ホーム見学者が自由記述で「年金で足りるか」に言及した割合は、大阪府が6.0%であったのに対し、東京都は3.1%にとどまりました。これは大阪府が東京都の約2倍にあたります。老人ホームの費用は月々の支払いが基本となるため、年金収入で賄えるかどうかは、見学時に確認しておくべき重要なポイントの一つです。

老人ホームを探す際には、地域ごとの情報も参考にすると良いでしょう。
食事への言及は東京都が大阪府を上回る
「食事」への言及率は、東京都が43.9%に対し、大阪府が40.2%で、東京都が3.7ポイント高い結果となりました。一方、「年金で足りるか」の言及率は大阪府が東京都より2.9ポイント高くなっています。医療連携(差0.5ポイント)や費用が「高い」(差0.6ポイント)といった他の項目では、東西間で1ポイント未満の差しかなく、見学者が気にするポイントの多くは共通しているものの、「食事」と「年金」の2点については明確な地域差が見られました。

食事に関する関心が高い東京都では、手作りの食事が提供される老人ホームを探すことも可能です。
手作りの食事の老人ホームを探す(東京都)
食事が美味しい老人ホームのブランド一覧を見る
みんなの介護研究所 所長 武智弘樹氏のコメント

みんなの介護研究所 所長の武智弘樹氏は、この結果について次のように述べています。
「食事は東京都が43.9%・大阪府が40.2%で、東京が3.7pt高い。一方で医療連携(東京都28.7%・大阪府28.2%)も、費用が高いという声(東京都12.1%・大阪府12.7%)も1pt未満の差でほぼ同じだ。最も開いたのは『年金で足りるか』で、大阪府6.0%・東京都3.1%と約2倍になった。なぜ大阪で高いのか。年金の受給額や生活保護の状況を公的統計で確かめたが、東京と大阪に目立った差はなく、制度上の数字では説明できなかった。受け取る額よりも、年金の範囲で暮らしていけるかという不安の持ち方に地域差があるのかもしれない。だとすれば、不安を抱えたまま契約に進むのが一番もったいない。見学の日に月々の支払い総額を担当者へ必ず聞き、年金で払い続けられるかを自分の数字で確かめてほしい。」
また、食事については「実際に食べてみるのが早い。食事付きの見学会を企画している施設もあるので、早めに確認するのがおすすめである。すぐに見学へ行けないなら、みんなの介護の相談窓口で収入に見合う施設を一緒に探せる。」とアドバイスしています。
調査概要
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調査実施日: 2026年9月14日
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調査対象サイト: 「みんなの介護」
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調査対象: 2025年9月~2026年8月に「みんなの介護」経由で東京都・大阪府所在の老人ホームを見学し、見学アンケートに回答した人(全施設種別合算)
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調査機関: みんなの介護研究所(株式会社クーリエ)
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調査手法: 自社アンケートデータの集計
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算出方法: 見学アンケートの自由記述(雰囲気・スタッフ・介護看護・費用・その他の5項目)のいずれかに「年金」という語を含む回答の割合を、東京都・大阪府それぞれで算出。同じ自由記述から、食事・医療連携(病院との連携や往診等)・費用が「高い」への言及率も同様に算出した。回答数は東京都2,426件・大阪府1,949件。
本調査結果は「みんなの介護」(株式会社クーリエ)と明記することで、自由に引用・転載が可能です。
株式会社クーリエについて
株式会社クーリエは、「きちんとした情報があれば、人はもっと良い選択ができる」という考えのもと、介護施設検索サイト「みんなの介護」を中核に、介護に関する意思決定を支えるデジタルプラットフォームを運営しています。介護に関する調査・研究は、社内研究機関「みんなの介護研究所」が行っています。
関連ウェブサイト
会社概要
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会社名: 株式会社クーリエ
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所在地: 〒150-6009 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー9階
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代表取締役: 安田 大作
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コーポレートサイト: https://www.courier.jpn.com/
公式SNS
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「みんなの介護」X公式アカウント: https://x.com/minnanokaigo
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「みんなの介護」YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/c/minnanokaigo/


