「脳が喜ぶ瞬間」は日常に アルツハイマー病への早期意識づけを促すコンテスト発表会

発表会の概要と「脳の健康」への意識づけ
日本イーライリリー株式会社は、9月の世界アルツハイマー月間に合わせ、2026年9月16日に「あなたの日々に、脳の健康も」コンテスト作品発表会を開催しました。このキャンペーンは、一人ひとりが日常生活の中で脳の健康について考え、その維持に向けた意識を高めることを目的としています。
サービス・製品名
「あなたの日々に、脳の健康も」キャンペーンおよびコンテスト、作品展示会
新しい点
日常の小さな幸せに焦点を当てた短歌とフォトメッセージのコンテスト開催。全国から多数の応募があり、芸能人や専門家を交えたトークセッションを通じて、脳の健康に関する啓発活動が行われました。
対象となる方
脳の健康に関心のあるすべての方、アルツハイマー病について知識を深めたい方、そのご家族や介護者。
費用
コンテスト応募は無料です。作品展示会の入場料については、プレスリリースに記載がありませんでした。
提供エリア
コンテストは全国から作品を募集し、発表会は兵庫県神戸市を拠点とする日本イーライリリー株式会社が主催しました。作品展示会は、東京都千代田区のKITTE丸の内で開催されます。
開始時期
コンテスト作品発表会は2026年9月16日に開催されました。作品展示会は2026年9月17日から21日までの5日間です。
申込・問い合わせ方法
コンテストの作品応募は既に締め切られています。作品展示会は、開催期間中に直接会場へお越しいただけます。キャンペーン全体に関する詳細は、日本イーライリリーのウェブサイトをご確認ください。
- 日本イーライリリーウェブサイト: https://www.lilly.com/jp

全国から1,816作品が寄せられた「脳が喜ぶ瞬間」
本コンテストには、短歌部門に1,617作品、フォトメッセージ部門に199作品、合計1,816作品が全国から寄せられました。これらの作品からは、散歩や読書、家族との会話といった日常の中に多様な「脳が喜ぶ瞬間」があることが見えてきました。特別な出来事ではなく、日々の小さな喜びが脳の健康と深く関わっていることが示唆されています。
発表会では、全国から応募された作品の中から選ばれた最終作品が発表されました。
専門家が語る、脳の健康とアルツハイマー病への早期意識づけ
発表会の冒頭では、東京都健康長寿医療センター 健康長寿イノベーションセンター 臨床開発ユニット長の井原涼子先生が講演を行いました。井原先生は、アルツハイマー病による脳の変化は、自覚症状が現れる以前から始まることが近年の研究で明らかになっていると説明しました。その要因の一つとして、アミロイドβというタンパク質の脳への蓄積が知られています。脳の健康を維持するためには、身体活動、食生活、人との交流、知的活動などを含めた日々の生活習慣が重要であると紹介されました。
また、アルツハイマー病に関するグローバル意識調査の結果も紹介され、日本では「認知症は加齢に伴う正常な現象」と捉えている人が約半数に上り、アミロイドβについて「知っている」と回答した人は25%にとどまるなど、疾患への理解には課題があることが示されました。一方で、MCI(軽度認知障害)などの診断を受けた人の67%、介護者の84%が「もっと早く診断を知りたかった」と回答しており、早期の気づきや受診の重要性が改めて強調されました。

東野幸治さんと又吉直樹さんが語る「脳が喜ぶ瞬間」
トークセッションには、東野幸治さんと又吉直樹さんが登壇し、井原先生を交えて「脳の健康を守るために今できること」をテーマに意見を交わしました。
又吉さんは「今まで思い浮かばなかったような、新しいシチュエーションを執筆できた瞬間」、東野さんは「新しい人と出会い、会話する時間」を自身の「脳が喜ぶ瞬間」として挙げ、日常の中の喜びや人とのつながりの大切さを語りました。
東野さんは「仕事柄脳の不調は一番起きてほしくないと思っており、気をつけていきたい」と話し、又吉さんも「脳の健康については、もう少し年をとってから考えるものだと思っていたが、早めに考え始めるのが大事だと感じた。脳の健康のためにも、新しいことに挑戦していきたい」とコメントしました。両名とも、脳の健康を身近なテーマとして捉えるようになった変化を語っています。
井原先生からアルツハイマー病による脳の変化が症状の10~20年以上前から始まること、正しい理解の重要性について説明を受けると、東野さんは自身の経験を交えながら「新しい人に会ったり、手先を使うことをしたり、心が動くようなことに挑戦することが大事だと思った」とコメント。又吉さんも「同世代にも、早くから脳の健康について考え始めるように呼び掛けたい」と語りました。


コンテスト作品が示す、多様な「脳が喜ぶ瞬間」
発表会では、短歌部門およびフォトメッセージ部門の最終作品が発表されました。応募作品には、「家族との会話」「散歩・運動」「読書」「趣味への没頭」「ペットとの時間」といった日常的なテーマが多く見られました。これらの作品は、日々の習慣や人とのつながりが脳の健康と深く関わっていることを示唆するものです。
短歌部門審査員長の東直子さんは、「愛犬や家族との生活、自然の美しさなど、様々な『脳が喜ぶ瞬間』が描かれていたことが印象に残った。何気ない日常の発見や感動が、限られた文字数で豊かに表現されておりとても素敵な作品ばかりだった」と総評しました。

フォトメッセージ部門審査員長の浅田政志さんは、「写真の魅力は、言葉がなくてもその場の空気感や撮影者の気持ちが伝わることだと思う。応募作品からは喜びや楽しさが自然に感じられ、見る人の共感を呼ぶ作品が多かった。今回のコンテストもだが、自分が撮った写真を見返し、過去を振り返る時間は、脳が喜ぶ時間にもつながるのではないかと感じた」とコメントしました。

最終作品の一部紹介


作品展示会と今後の展開
今回発表された最終作品は、今後、一般投票による最終選考へと進みます。また、2026年9月17日から21日までの5日間、KITTE丸の内にて「あなたの日々に、脳の健康も」コンテスト作品展示会が開催されます。
展示会会場では、コンテスト最終作品の展示に加え、脳の健康やアルツハイマー病について正しく知り、自身や大切な人の脳の健康について考えるきっかけとなる「学びの展示」が実施されます。
「あなたの日々に、脳の健康も」コンテスト作品展示会 開催概要
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開催日時: 9月17日(木)~21日(月)11:00~19:00
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場所: KITTE丸の内 1F アトリウム
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住所: 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号
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展示内容:
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短歌&フォトメッセージ 各最終作品4作品
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脳の健康について“学びの展示”
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「あなたの日々に、脳の健康も」コンテスト作品投票
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脳の健康について
「脳の健康」とは、運動や感情、感覚、触覚などのさまざまな領域において、脳が適切に機能している状態をあらわす言葉です。年齢や性別を問わず、誰もが意識すべき身近なテーマであり、私たちは日々の生活の中で「脳」と向き合っています。
特に重要なのは、脳の健康には、何かを考える・学ぶ・思い出すといった認知機能の健康状態も含まれる点です。ある程度の変化は自然な老化によるものですが、より深刻な認知機能の低下がみられる場合は、アルツハイマー病などによる認知症が原因となっているケースもあります。こうした変化は、自覚に至る以前の段階から、連続的かつ段階的に進行しうるということが、近年の医学研究により広く認識されるようになってきました。一方で、日頃の生活習慣における早期からの意識づけが、脳の健康維持に寄与しうることも示されています。
ご自身の健康状態や気になる症状については、詳細はお住まいの自治体や専門の相談窓口、ケアマネジャーにご確認ください。


