介護現場の課題に応える新技術:立ち上がり介助ロボット「すくっとたてる(R)」が発表

介護現場の課題に応える新技術:立ち上がり介助ロボット「すくっとたてる(R)」が発表
介護現場の深刻な人材不足や身体的負担といった課題に対し、有限会社あいネットが、利用者の自立支援と介助者の負担軽減を目指す新しい立ち上がり介助ロボット「すくっとたてる(R)」を開発しました。
ロボット「すくっとたてる(R)」の概要
どんなサービス・製品か
「すくっとたてる(R)」は、介護事業者が長年の現場経験とバイオメカニクス(生体力学)に基づいて開発した、立ち上がり介助ロボットです。従来の「持ち上げる」「運ぶ」介助機器とは異なり、人が本来持つ重心移動と運動連鎖を活かした誘導により、利用者自身が自力で立ち上がることをサポートします。これにより、利用者の残存能力を引き出し、自立支援とリハビリテーション効果を同時に実現することを目指しています。また、ロボットの動作が正しい介助技術の「お手本」となるため、介助者の腰への負担を軽減し、介護職員の身体的負担を和らげることにも繋がります。

何が新しいか
開発元によると、このロボットは重心の移動で自力での立ち上がりをサポートする日本初の技術(開発元調べ)を採用しています。介護現場の課題を熟知した介護事業者だからこそ実現できた、「持ち上げない介助」をロボットで再現した点が画期的です。
対象となる方
主に、自立支援が必要と考える介護事業所、老人保健施設、リハビリテーション病院などがターゲットです。特に、関西と首都圏の施設への導入が想定されています。
費用(税込)
販売価格は2,700,000円(税別)です。消費税10%を含めると2,970,000円となります。リースでの利用も可能です。
提供エリア
具体的な提供エリアは明記されていませんが、顧客ターゲットとして関西と首都圏の介護事業所等が挙げられています。
開始時期
受注開始は2026年10月14日(水)から、納入開始は2027年2月(予定)です。
申込や問い合わせの方法
受注発注方式で販売されます。詳細な申し込み方法や製品に関するお問い合わせは、開発元へ直接ご確認ください。
「すくっとたてる」が実現する立ち上がり
「すくっとたてる」は、人の自然な立ち上がり動作を、以下の6段階の動きでサポートします。
第1の動き

第2の動き

第3の動き

第4の動き

第5の動き

第6の動き

これらの動きを通じて、上半身の重心移動を誘導し、利用者が自力で立ち上がることを促します。

下記の二次元コードから「すくっとたてる」の動きを動画でご覧いただけます。

開発の経緯と今後のスケジュール
「すくっとたてる」の開発は2023年11月に始まり、試作機の製作を経て、2025年には特許出願(特願2025-106869)が行われました。2026年6月にはPCT(国際特許出願)も完了しています。また、2026年2月には「第18回奈良中央信用金庫 地域中小企業振興助成金」で大賞を受賞するなど、その技術力は高く評価されています。
試作機

1号機

今後は、2026年10月に量産試作機が発表され、2027年2月には納入が開始される予定です。
展示会で「すくっとたてる」を体験する機会
「すくっとたてる」は、以下の展示会に出展されます。
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2026年10月7日(水)から9日(金)まで:幕張メッセ「介護福祉EXPO」
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2026年10月14日(水)から16日(金)まで:インテックス大阪「大阪ケアウィーク」
これらの展示会では、実際にロボットの動きをご覧いただける機会となるでしょう。
お問い合わせについて
「すくっとたてる」に関する詳細な情報や導入についてのご相談は、開発元へ直接お問い合わせください。介護保険制度の利用に関するご質問や、地域ごとの補助金制度などについては、お住まいの自治体や専門の相談窓口、ケアマネジャーにご確認ください。


